横浜市磯子区 テラス屋根の支柱が建ちました

前回(タイルテラス工事)に続いてテラスのお話です。テラスの屋根のほうですね。

昔からあるテラス屋根は建物に穴あけ加工を施して、そこに垂木掛け(たるきがけ)という部材をボルトでとめてここで屋根の荷重を受けていました。屋根の先端にある細い柱は単なる支えです。

しかし平成に入った頃からでしょうか、住宅の高気密高断熱・高機能化が進み外壁に穴あけ等の加工を加えることが問題視される風潮が現れはじめ、加工=ハウスメーカーの保証対象外になるという構図ができあがっていきます。こうしてカーポート(車用の屋根 柱で屋根を支える構造)の縮小版が庭でも使えるじゃん!となっていったと考えられます(私個人の経験に基づく仮説です)

カーポートタイプのテラス屋根を設置

この度の工事で使用するのはカーポートの縮小版ですが今でも従来の建物に直付けするタイプは豊富なラインナップを誇ります。それぞれのメリット・デメリットは以下の通り。

建物直付けタイプのメリット:建物にピッタリくっつけるので雨水の侵入が少ない 柱が細い

デメリット:建物に加工が必要

カーポートタイプのメリット:建物に加工することなく設置が可能

デメリット:建物と屋根の間にゴムの緩衝材を設けるが雨水は侵入する 柱が太い

 

次回は屋根材のお話です。

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