横浜市南区の駐輪場工事でコンクリートを打ちました

前回は初日の抜根作業の様子を書きましたが、中間の工程をお伝えする間もなく最終段階を迎えてしまいました。

コンクリート土間は駐車場仕様とアプローチ仕様の2通りの仕様を設けています。駐車場仕様はコンクリートの厚みが10㎝で下層の路盤(砕石)の厚みも10㎝ですが、アプローチ仕様(歩行用)はコンクリート7㎝と路盤5㎝になります。

今回の工事では自転車と原付バイクを想定しているのでアプローチ仕様で十分と判断しました。大きなバイクにも対応できるよう駐車場仕様で提案するほうが親切ではないか、という意見もあるかもしれませんがお客様の家族構成や使用環境とご予算をトータルで考えた結果です。

コンクリートは通常、生コンのプラントからミキサー車で運ばれてくるケースが多いですが、こちらの現場はミキサー車を長時間停めることが難しいので「空練り(からねり)」と呼ばれる水を加えていない状態のコンクリートをトラックに積んできて現場で水を加えて練ります。砂利入りペースト状のコンクリートを均して一旦待ち、水気が引いたら金ゴテで仕上げて最後にハケを引いて表面を毛羽立たせて終了。

駐輪場のコンクリートを均して、コテで仕上げ作業 植栽スペースにコンクリート打ちをして駐輪場に

仕上げ方法は金ゴテ仕上げと刷毛(ハケ)引き仕上げがありアプローチや駐車場・駐輪場は滑らないように刷毛引き仕上げが多いです。

養生期間については1~2日で歩行可能、車は約1週間みていただいてます。自転車等はその中間というところでしょうか。

参考になさってください。