土留め工事で型枠ブロック積み/横浜市中区の駐車場改修工事

ブロックにもじつは色々な種類があります。ブロックの総称は「建築用コンクリートブロック」と言います。

いちばん有名な形はグレー(コンクリート色)の表面がフラットで穴が3つあいたやつではないでしょうか。彼の名前は「素地ブロック・基本形」です。素地ブロックには基本形、横筋用、コーナー用と3種類あります。

表面(フェイスシェルと呼びます)がフラットではなく岩肌のようにゴツゴツしていたりスリット形状など意匠性を持たせているものを化粧ブロックと言い、色もバリエーションがあります。

素地ブロック・化粧ブロックともに「空洞ブロック」仲間です。今回の主役は「型枠ブロック」という名前で主に擁壁用として用いられます。

型枠ブロックで土留工事

型枠ブロックは中がほぼ空洞になっていてコンクリートを流し込むことで鉄筋コンクリートの壁が出来上がる、というスグレものです。皆さんも鉄筋コンクリート造の建物などは聞いたことがあると思いますが、どのように造られるかご存知でしょうか。

鉄筋の周りに型枠と呼ばれるベニヤ板を組んで中にコンクリートを流し込みコンクリートが固まったところで型枠をバラして出来上がりです。この型枠をブロックに置き換えたのが型枠ブロックというわけです。しかもベニヤの型枠と違ってバラす必要がありません。

そして表面加工までされた「化粧型枠ブロック」という何でもありのスーパーマンまでいるので怖いものなしですね!

ちょっと調子に乗りましたがブロックの世界もそれほど色々あるのです。

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