横浜市栄区の「お客様が育てるお庭」をテーマにショップのあり方を考える
お客様が外構・エクステリア工事を施工業者に依頼するとき、多くの場合は営業・プランナーにご要望を伝えて図面(パース)と見積書を作成してもらいプランと金額にお互いが合意して契約に至るという流れが一般的ですよね。
今回ご紹介するお客様は2年ほど前にお引渡しをしまして、有難いことにこの度カーポートをお願いしたいとご依頼いただきました。こちらのお客様ももちろん先ほど記した流れでご契約に至っている訳ですが、少し違うのはプランの詳細(イメージ)がお客様の中でほぼ出来上がっていたこと、そして工事後の植栽計画もイメージされていたことでしょう。
最初にお会いした時に「こんな風にしてほしい」と門まわりのスケッチを渡されたことを覚えています。私の方からはココにはこのような材料が必要とかブロックはどの位の厚みのものを何段積まないといけないとか、プロとして設計はしましたが基本的にはお客様が考えた原型を施工図にしたという感じです。
そしてOさんがイメージされていた塗り壁と枕木材(コンクリート製)の門袖が仕上がり、その前に石を散らばせただけ(モルタルで固定しています)のスペース、黒土を敷いただけのお庭もご希望通りに施工させていただきお引渡しとなりました。
私もこの2年の間に何度かメンテナンス等でお伺いしていますが伺う度にお庭が成長していく様子を楽しく拝見しています。芝が広がり生垣と花壇も整備され、門まわりも季節ごとの表情を見せてくれていますね。
この投稿でお伝えしたかったのは「業者への頼み方はひとつではありませんよ」ということです。お客様もそれぞれ色々な事情を抱えていらっしゃいますし、こちらのO様とも実は様々なやりとりを交わしながらプランニングを詰めていく作業を経ています。
正直、プランナーがそのスタイルを強引に主導することが結果的に良い場合もありますし、私のような進め方がマイナスに作用してしまうこともあるでしょう。それでもナチュールはお客様に寄り添うスタイルを今後も続けていく姿勢です。ですから「こんな相談してもよいのかな?」と迷うような内容でも先ずは相談してみてください。お店にはそれぞれ個性があります。私共は地域の皆さんの日常が少しでもより良いものとなるようお手伝いをするエクステリア・ショップですので、困っていることがあれば一緒に解決していきましょう。