雨が降るとお庭が水浸しでお困りのお客様へのご提案 横浜市内
これから春以降は雨の多い季節になりますね。お庭やアプローチが土のままだと雨でぬかるんで大変ではないでしょうか。
今回はお庭を駐輪スペースとしても使われていて雨が降るたびに水浸しになってしまいストレスを感じているというお客様からのご相談でした。
土のお庭は思っている以上に水はけが悪く土質によってはぬかるんでしまい、そこを歩いた後に家に入ると玄関まで汚れてしまいます。ましてや駐輪スペースとして使っているとなると更に勝手が悪いことは想像に難くありません。
ご提案させていただいたプランは2輪車が通る部分と駐輪場部分(転回スペース含む)を透水平板で舗装し、花壇を整備して平板と花壇の間は化粧砂利を敷きました。お庭の中央付近に雨水マスがあるので透水性のある平板を使っていますが雨水マスと道路に向けて水勾配もとっています。
ちょっと余談になりますが、私はプランニングの際に平板やタイル、ブロック、フェンスなど色々な素材をできるだけ切りもの無しで(カットしないで)収めるようにデザインするようにしています。今回のように舗装部分と花壇の間に砂利のスペースを設けているのにはそのような意味もあります(コスト等その他の意味もあります)。エクステリア業界では素材を加工するときは大抵の場合、屋外でグラインダー等を使い音や埃を出しながら加工することになります。グラインダーでの加工作業は職人さんがケガをするリスクもありますし材料も無駄になりメリットはありません。素材は加工しない方が納まりも綺麗です。もちろんデザイン上どうしても必要なところや寸法上の制約が絡む箇所がありますので加工がまったく発生しない現場はほぼないのですが「心掛けている」ということでしょうか。
話が長くなってしまいましたが、そのようにして出来上がった新しいお庭をお客様はとても喜んでくださいました。アンケートも丁寧に書いていただき思いが伝わりますね。お客様も快適な毎日を送っていただきたいと思います。