藤沢市でゆったりとした立地を活かしたタイルのアプローチ 

先日こちらで「冬場の芝張り」について書きましたが、そのお客様が無事に第一期工事を終えましたので全体構想のお話をしていきたいと思います。

敷地形状は一般的に旗竿地と呼ばれる形状ですが寸法上かなりゆったりとした立地です。旗竿地というと通路部分を駐車スペースと兼用するケースが多いと思いますがM様邸の場合は車を停めても人が歩く幅を十分にとることができる上に建築スペースも余裕を持って建てられているので車を奥まで入れることができるのです。敷地の高さは道路から1メートルほど上がっているので当初からお客様は通路部分を駐車スペースではなくスロープのアプローチとしてお使いになりたかったようで「玄関ポーチと土間をフラットにしたい」というご要望があり結果としてバリアフリーのエントランスになりました。

玄関ポーチと土間をフラットに バリアフリーのエントランス スロープのアプローチ

スタイルは有機的な雰囲気を好まれているので道路付近をタイルで飾り、奥のコンクリート部分も洗い出し仕上げを施しています。側面の壁も同じタイル(色はお客様の好みで少し変えています)を張り、スタイリッシュなフェンスを取り付けました。タイルは300*600サイズのものを使用しているので広がりや奥行き感が演出できているのではないでしょうか。まだ夜景を撮ることができていませんが照明計画も土地形状を利用して奥行きを感じられるものとしています。

タイルのアプローチ タイルの壁 スロープのアプローチ スロープのアプローチを洗い出しコンクリートで施工

スタイリッシュなフェンスとタイルの壁面 スタイリッシュなフェンスと植栽

冬場の芝張り

第二期工事ではテラス周辺のタイル張りや目隠しフェンスを構想しています。