金沢区で車庫土間の勾配を修正してカーポート取付 

駐車スペースの舗装で最も多いのがコンクリート土間だと思います。

コンクリートを打つことによってタイヤが通る部分に轍(わだち)ができなくなり非常に使いやすいスペースとなり、さらに副次的な効果として雑草対策にもなります。現段階では総合的にみて最もリーズナブルな舗装の方法と言えるでしょう。

しかしコンクリートは硬化すると(基本的には)水を通さないので雨水が溜まらないように傾斜をつけてあげなくてはなりません。我々は一般的に「水勾配」と呼んでいます。適度な水勾配は必要ですが過度に傾斜がついていると逆に使いづらくなってしまいます。

掲載した写真は軽自動車が写っている方が施工前となります。元々道路の傾斜も強い立地ですが道路から階段までの部分でさらに傾斜が強くなっているのがわかりますでしょうか?最初に施工した業者さんにも何か理由があったのかもしれませんが、これでは確かに使いづらいですよね。「自転車も置けない」とおっしゃってました。

急勾配で自転車が置けない駐車場

道路に強い傾斜がついている場合、通常は建物に向かって土間の面をねじるようにして水平に近づけていくというケースが多いと思います。お客様と打合せを重ねた結果、周辺への配慮もありコンクリート土間の解体は最小限にとどめてカーポートを新設するという案に落ち着きました。

車庫土間の勾配修正工事の様子

現在はお引渡しも終えて快適に過ごされているそうです。「自転車も置けるようになりました!」と喜んでおられましたので後日、完成写真もあげたいと思いますのでお楽しみに。